小山さんと喫茶店にて... ...(おまけ)

私は仕事が終わったら小山さんと出会うことになっている。
きっと、昨日のデートの感想を言いたいのだ。
フフフ・・・小山さんっら!カワイイ~~
そして約束の喫茶店。
店の中へ入ったら彼はまだ来ていない。
そして私は紅茶を飲みながら今、窓の外を見ている。
そして彼が「やぁ~~!」と言って入ってきたのだ。
そして私は「昨日はありがとうございました。」と礼を言った。
だけど彼は何故か笑顔ではない。それが気になるんだけど。
そして彼は私を見つめて話し出した。

「ねえ、徳山さん。君に聞きたいことがあるんだけど... ...」
「何ですか?私が答えられることなら。」
「実は、昨日のデートのことなんだけど... ...」
やっぱりデートの感想だ!
「楽しかったですね!私はあんなデートも好きです!」
「... ...いや、デートの事じゃなくて... ...いや、デートのことだけど。」
「... ...???デートのことじゃなくてデートのことってどういう意味ですか?」
「いや、昨日のデートなんだけど、君は片山和人さんに話したの?僕たちが何処へ行くとか色々。」
「いいえ、話していませんが、片山先輩と出会ったのは偶然です。だって先輩は農業を始めたんですから農機具に興味を持つのは当然だと思いますが、それが何か?」
「いや、偶然が重なったから... ...」
「なんだ~~小山さんが聞きたかったってその事ですか?」
「いや、違う!片山和人と君とはどんな関係なんだ?」
「関係ですか?... ...関係と仰っても会社の先輩と後輩です。それと玲子先輩...須藤先輩と同期で仲が良いです。そして私は須藤先輩にお世話になっていますから自然と片山先輩と話す機会が多いんです。」
「それって君が思い込んでいるだけじゃないの?」
「はぁ~~?それってどういう意味ですか?」
「だから、片山和人は君に気があるって事だよ。」
「プッ!クククク・・・・・ない、ない!絶対にない!小山さんって想像豊かなんですね。」
「... ...(想像豊かって、片山和人を見てりゃ誰でもわかるだろう!)」
「小山さん、片山先輩には秘書課の綺麗な彼女さん方がおられますから私なんか目じゃないですよ。それより小山さんだって数多くの彼女さんがおられるのでしょう?なのに何故、何も取柄のない私なんかと付き合って下さるのですか?その真意を聞きたいです。」
「真意... ...僕は君のことが好きだけではダメなの?」
「勿論です!だって不思議じゃないですか?もしかして地球の日本の女性と付き合いたかったとか... ...ハハハ・・・・冗談です!」
「はぁ~~~???(地球の日本の女性って?何、それ冗談?)」
「小山さん、私は誰にも言いません。ですから何故、私付き合って下さっているのかが家族も不思議がっているんですよね。」
「それは勿論、君が好きだから。さっきも言ったよね。ほかに理由が要るの?」
「小山さん。じゃ、私は小山さんの彼女さんたちの中で何番目に好きなんですか?」
「エエッ~~~~!何番目に好きって?彼女さんたちって?何のことなの?」
「イヤだ~~~!私、知っているんですよ。フフフフ・・・・・」
「だから何を知ってるの?」
「いいです~~!内緒ですものね。フフフフ・・・・・」
「だから何を?」
「私、何番目でもいいですからね。別に他の彼女さんたちと張り合うつもりもないですからね。(ニッコリ)」
「君って異性人?」
「はぁ~~?私は人間ですよ。この地球の人間です。小山さんこそ...う、う... ...何でもありません。気にしないで下さい。」
「『う』って?」
「だから、気にしないで下さいよ~~!もう、嫌いなんだから!」
「嫌い... ...嫌いって、君は僕の事が嫌いなの?」
「エッ?... ...嫌いではありません。言葉のアヤです。」
「そう...言葉のアヤ... ...そうだ!いつか君の家に行きたいなぁ~~」
「来て頂いてもいいですけど農繁期を避けて下さいね。そうでないと私も家族も小山さんの相手はできませんからね。」
「農繁期...農繁期を避ければ良いんだね。分かった。」
「じゃ、そう言うことで。」
そして私は小山さんと別れた。
店を出た私は小山さんがいる店の中を覗いたら彼、真剣な顔で... ...考え事?
まぁ、彼も色々とあるのよ。それから私は駅に急いだ。
その後の彼については知らない。きっと別の彼女さんとでも会うのかもしれない。
彼も忙しい人だと思うけど、私はその別の彼女さんが見てみたい!
そして私は自分と別の彼女さんを比較して自分は何番目か知りたい。これって女心よね。

だけど、小山さんはいったい何を私に聞きたかったんだろう?
ホント、わけの分からん人だわ。
私、小山さんといると疲れる。

((小山光の物思い))

徳山さんは帰った。
さっきの会話はいったい何だったんだ?
僕は片山和人との関係を知りたかったのに彼女からは巧みに言葉を誤魔化された気がした。
あの徳山さんが、あの彼女がそんな技を使うのだろうか?
まさか... ...無理に異性人に見せているのではないのか?
だけど、よく分からないのだ。彼女ってどんな性格なんだろう。
それに昨日の彼女の弟... ...高校生だと聞いているけど、高校生にもなった男が姉を駅まで普通、迎えに来るか?まったく理解できない姉弟だ。
まぁ、彼女には家に招待を受ける約束はしたから彼女の中では「彼」と判断してくれているのは間違いない。

だけど、僕ってどんな男に映っているんだろう?彼女は僕には多数の彼女と付き合っていると思われているらしい。
でも、それは彼女ではなく「友達」なんだ。
それに「私は何番目?」なんて聞かれたのも初めてだよ!
もしも僕に多数の彼女と付き合っていたとしても何も思わないのだろうか?何も感じないのだろうか?それに普通は「私が一番!」「僕が一番!」と思いたいのではないのか?
僕なら相手に複数の彼氏がいる影があるだけで絶対にイヤだ!
... ...やっぱり浮世離れしている。
それに彼女と話していると、なんか疲れた。
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by everlasting-lif | 2014-03-22 10:42 | 雨のち時々晴れ。 | Trackback | Comments(0)

いろいろな出会いがあって、楽しい事も考える事も。たまには悲しいことも。後悔も。


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